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朝比奈大龍勢


 このお祭りは、二年に一度静岡県志太郡岡部町で行われるものです。以前は3年に一度だったのですが、技術継承の問題で現在は二年に一度行っているようです。因みに静岡県の指定無形民族文化財というものに指定されています。

 普段このお祭りが行われる辺りは田舎で、非常に静かな町ですが、この時ばかりはかなりの賑わいを見せます。各地からの観光客がわんさか来て見物に来るあたり、わりと有名なお祭りみたいです。そういえば昔東京の中央線の吊り広告で宣伝していたのを見たことがあるなぁ。住人達も自分達の田んぼやあぜ道などに(この祭りが行われるのは10月頃なので稲刈りが終わった後ですね。)桟敷(さじき)という手作りの見物席を作って見物。いい場所で見られるのは住人達の特権と言ってもいいでしょう(笑)私も祖母の家がこの辺りにあるお陰で特等席で見物できました。

 この大龍勢の特徴として、打ち出される花火が住民達の手作りによるものだという所でしょうか(おそらく花火師に手伝ってもらうのでしょうが)。幾つかの組に分かれてそれぞれで作ります。元々は山城のノロシだったものが花火になったので、地味な感じでしたが、最近は随分派手に成ってきた様です。

 因みに、龍勢の名前の由来は、打ち出された龍勢花火がまるで龍が泳ぐような煙を出す事から来ています。それぞれの花火から出た龍が空を泳ぐのです。

 右のしょぼい図ですが、これが龍勢を打ち出す際のやぐらの仕組みです。花火はかなりでかく、導火線もその柄と同じ位長いのですが、そうなったのは近年の事で昔は導火線が短く、私の祖父が火を付けていた頃はヤグラの上に上がり、短い導火線にじかに火を付けたのだとか。暴発した時の為塗れた布などをかぶって付けるというかなり怖い作業だったらしいです。うーん凄いなぁ。

 この様な伝統的なお祭りはこの後もずっと続けて欲しいものですね。この地域ではこの他に夏の終わりに虫送りという行事も行います。これも全国的に残っている数は少ないんじゃないかな…??


 
 ▲コレが龍です。沢山出ると良い。